講演「編集とはどのような仕事か・・図書館との関わりにおいて」 (岩波書店編集局 林建朗氏)

≪このイベントは終了しました。多数の方にご参加いただき、どうもありがとうございました。≫

7月6日(金)、富山大学附属図書館では、岩波書店編集局の林建朗氏をお招きし、研修会を開催します。
林氏は岩波現代文庫の各編集部に所属し、主に近現代中国、歴史、文芸、音楽、歌舞伎・文楽などに関連する書籍を編集してきた著名な編集者です。このたび、関係者の皆様の特別なご厚意により、本講演が実現することとなりました。
本はどのように生み出されるのでしょうか。企画から刊行に至る編集の仕事の実際を、周辺のお話も交えて語っていただきます。図書館関係者のみならず、編集の仕事や出版界に興味のあるみなさんの参加をお待ちしております。

場所: 富山大学中央図書館 2階 プレゼンテーション・ゾーン
日時: 平成24年7月6日(金) 14:30~16:30


研修内容
◆14:30~16:00 講演「編集とはどのような仕事か・・図書館との関わりにおいて」
     講師:林 建朗氏(岩波書店編集局 岩波現代文庫編集部)
質疑応答
◆16:00~16:30 (適宜休憩をはさんで 希望者のみ)フリートーキング


【講演内容】
最初に私と図書館との関わりについてふれたあと、岩波書店とはどのような会社か簡単な社史と現在の組織について紹介する。次に、私が手掛けた本の実物をごらんいただきながらこれまでの仕事の概要をのべ、著者との思い出などにもふれる。そして編集者の日常の仕事の流れを順をおってご紹介する。企画の立て方、著者とのやりとり、原稿取得から校正、刊行までの他部・業者との協力、刊行後の反応などをなるべく具体的に語る。出版界の最近の動向、出版にはどんな人が向いているのか、といったことについても語ってみたい。営業や宣伝、出版デジタル機構などについては社内で聞いた範囲内でお話しする。

【講師紹介】 林 建朗氏(はやし・たつろう/岩波書店編集局岩波現代文庫編集部)
1953年山形県生まれ。1978年早稲田大学大学院文学研究科博士課程前期(修士)修了。同年岩波書店入社。1978~80年雑誌『文学』、80~88年岩波新書、89~99年単行本、99年より現在まで岩波現代文庫の各編集部に所属。主に近現代中国、歴史、文芸、音楽、歌舞伎・文楽などに関連する書籍を編集。

参加対象者: 富山大学教職員・学生、図書館関係者、その他希望される方
《申し込み・参加費は不要です。所定の時間・場所にお集まりください。》

アクセス: 富山大学中央図書館(五福キャンパス内メインストリートのつきあたりにある茶色の建物です)  http://www.u-toyama.ac.jp/jp/access/gofuku/index.html

問い合わせ先: 富山大学 学術情報部図書館情報グループ(担当:赤祖父)
E-mail: akasofu(at)adm.u-toyama.ac.jp  TEL: 076-445-6898  FAX: 076-445-6902