ヘルン文庫にちなんだメニューが学食に登場します!

富山大学附属図書館が所蔵するヘルン文庫には、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の愛蔵書およそ2500冊が収められており、ハーンの知識そのものといえる極めて貴重なコレクションです。

このたび、このヘルン文庫にちなんだメニュー「ヘルンランチ」が学生食堂のメニューに登場する運びとなりました。
「ヘルンランチ」は、アメリカ・ルイジアナ州の郷土料理「ガンボ」に基づく料理です。5月9日には試食会が開かれ、たいへん好評を博しました。(参照: KBNニュース「ヘルン文庫に因んだランチ試食会」
ハーンは来日を前に1877年からの10年間をルイジアナ州ニューオーリンズで過ごしており、この時代に持ち前の民俗学者的精神を発揮して集めた膨大なレシピをまとめたラフカディオ・ハーンのクレオール料理読本」という著作があります。メニューはこの本に収録されたレシピをもとに、富山大学生協が再現した料理です。

「ヘルンランチ」は9日の試食会で出た意見を元に調整して、今月下旬には学生食堂で提供予定だということです。
また、 ヘルン文庫は、毎月第2・第3・第4水曜日13時~16時に定期公開しており、市民ボランティアの方によるガイドも行っていますので、お気軽にお越しください。